目次
お母さん、ありがとう
家庭の教育力は、本当に低下しているのか?
母親の愛情不足が原因か?
母親が子どもの病気をつくるのか?
お母さんが働くことは、子どもにとって、プラス?マイナス?
母親に自宅療養はない―本当の男女共同参画社会とは
今からでもできる、お父さんの子育て
おじいさん、おばあさんからのサポート
新旧の価値観が、家族内に同居している時代
保育園、幼稚園、学校の先生たちからのサポート〔ほか〕
著者等紹介
明橋大二[アケハシダイジ]
昭和34年、大阪府生まれ。精神科医。京都大学医学部卒業。国立京都病院内科、名古屋大学医学部附属病院精神科、愛知県立城山病院をへて、真生会富山病院心療内科部長。児童相談所嘱託医、小学校スクールカウンセラー、富山県児童虐待対応相談チーム委員、NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと副理事長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
いただいた本。誰を責めても良いことはないよ、という温かいアドバイスは、母親という役割をまだまだ試行錯誤でこなしている身に染みいります。ギャングエイジの娘とはもめることも多いですが、ありがたいことに切り替えが上手にできる子で助かっています。自分もなるべく引きずらずに受け止められるようにしたいなあ。2020/12/24
ルート
15
周りにアドバイスを求めつつも、全てを委ねない姿勢が大事。境界線を引いて、それを守る。こどもの不登校の原因が親御さんのせいにされるなど、境界侵犯に悩まされている例が四コママンガで載っていますが、とても参考になります。2022/07/20
月と星
3
★★★★★数年前に、ズドーンって落ちていた時に読んで、とても救われたのを思い出しました。本に励まされるって初めてで、涙で先が読めなくなったのも初めてでした。とてもシンプルで分かりやすいです。今、落ち込んでいる妹に薦めようと思います。2011/10/07
tnk.UZ
3
2~3時間程度で読み終える、読みやすい本です。ちょっと物足りない感じがありますが、育児に追われる中でのお悩み解決にはちょうど良いくらいなのかもしれません。【子育て支援と言いながら、実際は、上からの「指導」になり、知らず知らず、母親を追い詰めていないか】という一文にハッとさせられました。対等的立場における支援であるべき行動が、客体的には指導になっている事実。内省致します。2010/12/18
pikkoko
2
こどものことを親は自分の分身のように思ってしまい、子どもの改善したい点を全て自分のせいだ(自分なら直せる、自分が悪かった)と思ってしまう傾向がある。そのように自分を責め、辛い思いをしている方に読んでほしい。2011/08/21
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