内容説明
涙なくしては読めない体験談の数々…歴史上の人物の話題とともにお届けします。
目次
プロローグ 親のこころ・風の渡る草原(そんなに、そんなに、心配しなくてもいいのに…;何も相談せずに離婚した時に…;他人様が手塩にかけて育てたものを盗むとは何事か! ほか)
1部 親のこころ・瑠璃色に輝く海(「おまえも若いころ、親を捨てて高く飛び立ったではないか…」―白楽天「燕の詩」;「親」という字は、「木の上に立って見る」と書く―我が子の安否を気づかう心;アイロンが気に入っているようで大変満足だ。わたしが自分で見たてたのだから…―キュリー夫人を支えた父 ほか)
2部 親のこころ・花咲ける森(もったいないし、その分、おまえに仕送りしたいから;デジカメのカーネーション;どんな時でも、お母さんがついているよ ほか)
著者等紹介
木村耕一[キムラコウイチ]
昭和34年、富山県生まれ。富山大学人文学部中退。東京都在住。エッセイスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yamazon2030
16
図書館で見つけて一気に読了。何度もウルウルきた。親のありがたみは自分が親になってみないとわからない。そんな親との思い出を私も綴っていこうと決意しました。2015/12/27
がんこちゃん
1
いつの時代も親は偉大ですね。荒んだニュースばかりの今日ですが、心があたたかくなりました。2012/11/12
寺内町亭小天狗
0
本書は、読者から寄せられた「親のこころ」を綴った投稿を、木村耕一氏が編纂したものです。【親のこころ、子知らず】、【子を持って知る親の恩】、【孝行したい時分に親はなし】という諺がある。読者の体験談を読んでみて、”親って偉大だなぁ!”としみじみ思います。
Kongo-maru
0
フランスの文豪、ユゴーが母親の愛情に飢えていたというエピソードで、ユゴーの娘のことを思い出す。二十歳のイザベル・アジャー二が熱演した、可哀そうな娘のアデルのことだ。自分の娘を持つと、愚かな恋の末に精神を病んだ娘を病院に連れていくユゴーの心情が辛い。本書とは関係ないが。2010/04/29
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