過去のカリキュラム・未来のカリキュラム―学習の批判理論に向けて

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過去のカリキュラム・未来のカリキュラム―学習の批判理論に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784925235204
  • NDC分類 375
  • Cコード C3037

内容説明

「新しい教育社会学」の提唱から30年。マイケル・ヤングが切り拓く新しいカリキュラム研究の射程。我々は子ども達にどんな社会を託すのか。過去と未来のカリキュラムの対比を明らかにしつつ、新たな教育像を模索する。

目次

第1部 「カリキュラムの社会学」の構築と再構築(社会的に組織化された知識としてのカリキュラム;カリキュラム改革:その限界と可能性;カリキュラムと「新しい教育社会学」)
第2部 未来のカリキュラムにおける普通教育と職業教育の分断(14歳から19歳のカリキュラムにおける普通教育と職業教育の連携:教育と仕事をつなぐ新しい見通し;21世紀のカリキュラムのための経済的土台;義務教育後教育カリキュラムを統合する戦略としてのモデュール化;人格および社会性のための教育の14歳から19歳までのカリキュラムへの統合;学習社会のための資格:デアリング報告書に基づいて;Aレベルを超えて:未来の上級レベルカリキュラムに向けて)
第3部 学習社会における知識、学習とカリキュラム(学習社会における義務教育後教育;教師教育のための新しいカリキュラムに向けて;「新しい教育社会学」から学習の批判理論へ)

著者等紹介

大田直子[オオタナオコ]
1956年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。現在、東京都立大学人文学部助教授。専攻は教育史・教育制度論
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