内容説明
ERPは企業全体を統合的に管理し、企業内のリソースを有効に使うことができる業務改革のツールとして注目されてきた。21世紀に入り、企業のビジネスプロセスの改革は企業内から企業外へと広がりつつある。企業内外を含めた業務を支える基盤としてERPはいま第2ステージへ突入した。本書ではさらに進化を遂げているERPについて分かりやすく解説する。
目次
第1章 日本の情報システムとERP(ERPは、企業の業務改革(BPR)のためのツール
ERP以前のシステム:ERPの誕生とその特徴
ERPパッケージに求められる機能)
第2章 ERP導入事例(ERPから総合情報システムへとさらに先進性を強める欧米;日本でも本格的にERP導入が始まった)
第3章 ERP導入を成功に導くために(ERPパッケージの上手な利用法;導入のポイント;ERPが企業に与える効果)
第4章 拡大を続けるERP~第二世代に突入した(基幹系と情報系の統合を考える;フロントからバックオフィスまで統合的な連携を目指す;ERPの導入は本格化し、さらなる広がりを見せる)