内容説明
陶工の娘として生まれた清水真貴は、男達友から、彼の先輩にあたる陶工の卵勝部を紹介される。やがて勝部との交流のうちに、虹色に輝く曜変天目復活をめざすべく窯焚きにいそしむ姿に惹かれていく。陶芸の世界を舞台に、紅蓮の炎に包まれて燃え上がる女と男の妖しい業。
著者等紹介
石原滝子[イシハラタキコ]
和歌山県由良町生まれ。和歌山文学「怪獣」にて短編小説発表。和歌山放送にて数回放送される。ワーク・ミセスの編集及び小説を連載。紀州新聞にて、随想を20年間掲載。紀州新聞にて、小説「焔の道」を連載。文芸総合雑誌「まほろば」にて小説“妖”を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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