目次
第1章 人間のあり方―比較考察の必要性(ヨーロッパ型「人間形成」と日本型「教育」;フランスと日本;「もの」を考えるフランス知識人の伝統)
第2章 教育の時間的条件―人間形成の「連続性」(人間形成を成り立たせている「行為の連続性」という条件;日本の「時間」―連続性の薄さ;ヨーロッパの「時間」―連続性の強さ;結論 ヨーロッパ生まれの人間形成論は日本に根付かない)
第3章 教育と言葉―教育の場での言葉の役割(言葉と自然)(ロゴスとしての言葉と雰囲気の中の言葉;言葉と場所;場所と自然と言葉と;結論―教育と人間形成)
著者等紹介
沼田裕之[ヌマタヒロユキ]
1936年東京に生まれる。1959年東北大学教育学部教育学科卒業。1964年東北大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。1964~1982年上野学園大学教師。1982~2000年東北大学教育学部教師。2000年3月東北大学停年退官・東北大学名誉教授。2000年4月~現在、鎌倉女子大学教師。1969年宗教学博士。1973年教育学博士
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