感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazissho
3
ドナルド・フェイゲンの自叙伝的エッセイ。 彼は何を意図してこの本を書いたのだろうか? (私はそのような病気があることを初めて知ったが、) まさか急性ツアー障害に苦しむ人がいることを知ってほしいためではないだろう。 米国と日本の読者では受け取り方も大きく異なるのだろうが、私には、神経質で自己中で大人になれない64歳にしか映らない。 ajaをはじめとする彼の作品には好きなものが多かっただけに残念な気持ちが強い。2014/10/24
Koji Morita
1
マニア以外にはちょっと難解かも2014/07/25
dg6038
0
ライブ行こうかなぁー。。2017/05/10
harvest moon
0
スティーリー・ダンはクールなバンドだ。その中心人物である著者の自叙伝とツアー日誌。 幼年期からの音楽体験や学生時代のエピソードを綴った内容はやはり面白い。フェイゲンの語る60年代から70年代のジャズ・クラブの話はそこにいた人にしか書けないリアルさがある。 本の後半は2012年にボズ・スキャッグス、マイケル・マクドナルドと一緒に廻ったツアーの日記。コンサート・ツアーの大変さは想像以上だったらしく クールな彼にしては混乱しているのが分かる。 最後に彼がリビー・タイタスと結婚していたとは・・・・。2015/08/21
MonoWaTameshi
0
どういう本なのか事前情報ほとんどなしで購入、読み始めた。よくあるレジェンドの聞き書きによる自伝ぐらいに思っていたのだけれど、何と中身はエッセイ集。オビの「初の自伝的エッセイ集」に誇張はない。そしてDFの文章、実に読ませる。SD/DFの詞の傾向からすると、原文はかなりねじれたものであることが予想されるものの、翻訳もかなり頑張っている。本書の後半半分近くが2012年夏のデュークス・オブ・セプテンバー・リズム・レヴューのツアー日誌。いいのか、これほど客を罵倒してしまって(日本のこともちらり)。2014/08/02