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何買ったっけ本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yendows
3
読んでいる間はずっとAjaを繰り返し聞いた。70年代はラジオの受け皿が広く(そのあと細分化されていった)それがスティーリー・ダンが受け入れられた理由の一つとのこと。そして、作者のその当時のフュージョンやポップスにたいして喧嘩腰なのも気持ち良い。コード説明についてもご多分に漏れず読解できなかったが、レコード聞きながらだとなんとか雰囲気はわかる。あと、13章の全曲の各構成毎の小節数は参考になる。と言っているうちにキャント・バイ・ア・スリルよりもエイジャが好きになってきた。ガウチョも買おう。2018/05/22
MonoWaTameshi
3
こんな本を出すDU BOOKSというのがどういう出版社かと思ったらDU=Disk Unionだった。なるほど。しかしどうしてこんな本を翻訳出版する気になったのか。これは扱われている対象がスティーリー・ダンだからこそか。おそらくこういう音楽が好きな人ならこういうものにも食いついてくるだろう という読みに基づくものと思われる。内容的にはもう圧倒的にこじれていて(ある程度の楽理の知識が前提となっている)、それは解説を書いている冨田 ラボこと冨田恵一氏の文章にまで及んでいる。マニアによるマニアのための本。 2012/10/09
にゃん
2
あとがきに富田氏も書かれているように、コードの分析解釈はすっ飛ばしました。すると残った内容は、ほとんどDVDのAjaで語られていたことと同じに…でもいいんです。持っているだけで満足な一冊なんです。2018/02/23
青木 優
2
このバンドらしい書。重箱感たっぷり。21年前の来日公演の客席に有名人がけっこういて…詳しくは忘れたけど、ひとりが渡辺満里奈だったことだけは思い出した。2015/02/07
Tenouji
2
むぅ~、読んでいて『ストイックなコメディアンたち』ヒュー・ケナーを思い出した。恐ろしく技巧的な人達の話し。2014/10/04
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- 和書
- 地の漂流者たち 文春文庫