遙かなエバグリーンへの道―伝統・抵抗・対立克服・福祉社会の展望

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  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784925047500
  • NDC分類 369
  • Cコード C0092

内容説明

日本の福祉社会を実現するために、多くの障害や葛藤を克服し、福祉社会事業の第一線で活躍してきた社会学者・通子。彼女が歩んできた長く、険しい道程から、今後の福祉社会を展望する。

目次

1 抵抗から社会改革への開眼(学徒出陣と戦時中の学窓;まずは家族制度をなくする研究から;通子の生い立ちからの抵抗 ほか)
2 教育も福祉も人づくりの道(「心のふれあい」―新米教師の体験;やむを得ない教育社会学の専攻;農山村から工業都市の教育へ ほか)
3 エバグリーンへの道を辿る(日常生活に溶け込んだ福祉;エバグリーンは福祉の色か;福祉社会研究所の創設と課題 ほか)

著者等紹介

菊池幸子[キクチサチコ]
早稲田大学文学部・同大学院(社会学)修了(1948)。スウェーデン国立ストックホルム大学国際大学院(1972)。宮城県立・川崎市立・東京都立教育研究所等の研究員(1950‐66)。文教大学教授(教育社会学・福祉社会学)(1966‐92)。この間に早稲田大学・立正大学の非常勤講師兼任。現在は文教大学名誉教授。臨時教育審議会専門委員(1984‐87)、文部省(現文部科学省)教育職員養成審議会委員・厚生省(現厚生労働省)中央社会福祉審議会専門委員(1984‐92)、その他多数の審議会・協議会委員を歴任。1978年に社団法人福祉社会研究所の設立以来、20年間に亘って所長・理事長をつとめ、その運営の責任を果たす。2001年4月に勲四等宝冠章を授与される
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