内容説明
音楽界最後の巨星ピエール・ブーレーズを中心に、現代フランスを代表する思想家・文学者・芸術家が集って交わされた“輝き”に満ちた言葉と思索。ドゥルーズ、ブルデュー、リオタール、ベジャール、ビュトール、メシアンら錚々たる寄稿者たちの問いかけにブーレーズが応答。今日の文化創造をめぐる諸テーマを論じ尽くす。20世紀音楽そして西欧現代芸術の総決算。
目次
教育上の経験(ミシェル・ファーノ)
「最初の日の直観」(オリヴィエ・メシアン)
教育上の経験(ピエール・ブーレーズ)
創造的省察(ジャン=フランソワ・リオタール)
「ボードレール変奏曲」(シャルル・ボードレール)
創造的省察(ピエール・ブーレーズ)
統御された技術(オリヴィエ・ルヴォー・ダロンヌ)
統御された技術(ピエール・ブーレーズ)
マージナルな閃き(ジルベール・アミ)
マージナルな閃き(ピエール・ブーレーズ)〔ほか〕
著者等紹介
ブーレーズ,ピエール[ブーレーズ,ピエール][Boulez,Pierre]
作曲家・指揮者。1925‐。第2次世界大戦後のヨーロッパ前衛音楽において指導的役割を果たし、20世紀音楽を中心にめざましい指揮活動を展開。またIRCAM(音響・音楽共同研究所)の創設・運営にも携わる
サミュエル,クロード[サミュエル,クロード][Samuel,Claude]
現代フランスを代表する音楽ジャーナリストのひとりで音楽学者。1931‐
笠羽映子[カサバエイコ]
1976年東京芸術大学大学院修了。1981年パリ第4大学博士課程修了。早稲田大学社会科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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