内容説明
「もはや、財政(=国の借金の問題)と不良債権問題(=銀行の抱え込んだ問題)の両方は、解決不可能」とドーンブッシュ教授も断言。しかもいまだに政府の借金の膨張は続いており、「破滅的状況」との指摘まである。本当に日本は「破滅的状況」なのか。そうだとしたら、私たちの将来はどうなるのだろうか。本書はそれに対して“衝撃”的事実を明らかにする。
目次
第1章 ある日突然、預金封鎖がやってくる!?
第2章 金利上昇からハイパーインフレへ
第3章 ついに日本国の借金は一〇〇〇兆円を突破!!
第4章 財投は伏魔殿、そして郵貯はもう返せません
第5章 日本をダメにするシステム
第6章 予測の天才・藤田田までが「三年後にインフレ」と言い始めた
第7章 小泉政権で日本は救われるのか
第8章 円資産消滅、そしてガラガラポン
第9章 さあ、そろそろ生き残りを考えよう!
著者等紹介
跡田直澄[アトダナオスミ]
慶応義塾大学商学部教授。1954年生まれ。学習院大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科修士課程終了。和歌山大学助教授、帝塚山大学助教授、名古屋市立大学助教授、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授を経て、現職。元財務省財務総合政策研究所特別研究官
浅井隆[アサイタカシ]
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞社にて写真記者として世界を股に掛ける過酷な勤務をこなす傍ら、独自の取材、執筆活動を展開。1994年に独立。バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破綻など数々の経済予測を的中させる
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