内容説明
本書では、会計基準への移行手続に重点を置きました。第1章で、社会福祉法人を取り巻く環境の変化について、社会福祉構造改革や法改正、介護保険の導入、さらには規制緩和の視点から考察しました。第2章では、「会計基準の骨格」について説明し、第3章、第4章でメインテーマである「会計基準への移行手続」の流れを具体的事例を使って解説して、社会福祉法人がスムーズに移行できるように配慮しました。第7章では、「監査」を監事による監査、専門家による監査及び行政監査に区分し、それぞれの監査の目的を明確にしました。第8章では、会計基準に対応した最新のTKCコンピュータ会計システムについて説明しています。
目次
第1章 社会福祉基礎構造改革と社会福祉法
第2章 会計基準による新しい会計
第3章 指定介護老人福祉施設等の移行手続
第4章 保育園等運営費施設の移行手続
第5章 新しい勘定科目による日常の仕訳事例
第6章 予算・決算
第7章 監査
第8章 TKCコンピュータ会計システム
著者等紹介
永田智彦[ナガタトモヒコ]
明治大学政経学部卒業。昭和54年12月税理士試験合格。現在税理士、永田会計事務所所長、社会福祉法人ふたば会理事長、群馬県社会福祉協議会顧問・経営指導員、群馬県保育協議会保育相談員、ほかに、社会福祉法人37法人の顧問、4法人の理事を務める。TKC全国会老人福祉施設経営研究会代表幹事、TKC社会福祉法人支援プロジェクトリーダー
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