出版社内容情報
町のミルクやさんは、毎日、朝早く起きて、牛乳やチーズを配達して回ります。配達先の奥さんたちと交わすのは、決まりきって、お天気のことばかり。「まいにち、まいにち、てる日も、ふる日も、ゆきの日も」。でも、ある朝、ミルクやさんは、自動車を町ではなくて、違う道へ、森の中へ走らせます。そうやって、湖のほとりで、魚釣りをしたり、食事をつくったり。そうやって、幾日か過ごしたミルクやさん。次第に、あの「まいにち、まいにち、てる日も、ふる日も・・・」の日々がなつかしくなってきます。あれはあれで、なかなかよいものだ。そうやって、いつもの朝が始まりました。「きょうも、きっと、よいお天気ですよ、奥さま」 (K)
およそ8~9才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
pocco@灯れ松明の火
15
ちょっと長編:御用聞き廻りでのお客様との定例挨拶が嫌になったミルクやさん>>>会話のとっかかりの話題ったらコレ。仕方ないんじゃない?嫌だからプチ家出。丁寧親切なミルクやさんは、街の皆に愛されてるんだな。2013/05/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
『大人のための絵本の本』 https://bookmeter.com/books/488068 で紹介されていた本。 毎日変わりばえしない日々をおくるミルクやさん。たまには違うどこかへ行ってみたいと、配達トラックのアメリアと、愛犬シルビアと共に、あてのないどこかへ行きます。ガソリンやオイルとミルクやさんの食べものを交換したり、分かれ道ではコインや「ドチラニ イコウカ カミサマノ イウトオリ」とおまじないで決めます。町ではミルクやさんが行方不明と騒ぎになっていたり、途中歌がありミュージカルのようです。2020/12/31
ヒラP@ehon.gohon
13
毎日牛乳配達の繰返し、会う人毎に挨拶は天気のことばかり、時には気晴らししたくなるのもよく解ります。 商売道具を持ってドロップアウトしてしまったミルクやさんの気持ちはよく解るのですが、気分転換していると日頃の仕事を思い出すのも当然かも知れません。 行方不明だったとき、街のみんなが心配してくれて、自分が街の人気者だったミルクやさん。 良かったですね。 お巡りさんの行為も含め、とてもオシャレなお話でした。2016/10/27
マツユキ
11
毎日、朝早く起きて配達、奥様方とは天気の話ばかり。嫌気が差したミルク屋さんは…。色々心配になっちゃいますが、良い表情で、楽しそう。冒険は無理でも、休暇は大切。2022/08/13
遠い日
11
あぁ、わかるわかる。大人なら誰しもこんな気持ちになることは、一度や二度や三度やはあるはず。自分の仕事に倦んで、なんだか気の入らないまま、ただのルーティンになって・・・。ミルク屋さんの行動は、一種の憧れだな。こんなふうに思いきって、思う存分別世界に浸りたいと思う、思う。別の視点を持つことで、また仕事に励むことができるのも、道理。デュボアザンの新しい面をみたようで、とても新鮮な読書になった。2013/03/15
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