子どもの文学・青い海シリーズ
火のくつと風のサンダル

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784924938755
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8097

出版社内容情報

靴修理屋の父は、自分に自信をもてない男の子を、夏休み、靴を修理しながらの旅に誘います。その道中、父から子へ伝えられたものは?
およそ9~10才から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュシュ

29
父と子が旅をする物語。ちょっととぼけていてユーモアのあるお父さんが、息子にさりげなくちゃんと大事なことを伝えているのがとてもよかった。ちびででぶで貧乏で、学校でいつもからかわれているチム。そんなチムが落ち込んでいると、チムはチムのままでいい、世界一のチムだ、でぶのチムであることに慣れればいいと、お父さんは度々いう。子どもに、ありのままでいいんだよと伝えることはとても大事。子どもたちに読んでほしい本。2016/09/11

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

21
ふとっちょでのろまな男の子チム。夏休みにお父さんと新しい靴で旅に出る。チムのくつは『火のくつ』お父さんのくつは『風のサンダル』と名乗って。すぐに疲れてぶつぶつ不満を言ってしまうチムをお父さんは上手になだめて旅を進めます。2019/01/05

あおい

13
7歳の少年チムはチビでデブなせいで周りの子にからかわれ悲しむ。そんなチムを父は夏休み冒険旅行に誘う。旅先でのチムの不平不満を物語を語る事で諭す父。ユーモアがあり優しい父との冒険旅行はチムを大きく成長させた。素敵な家族のお話でした。2021/01/04

11
温かくて優しい作品。この作品に登場するお父さんが素敵。いいなぁ。親として学ぶ事がたくさんありました。2016/03/17

yomite

8
自己肯定感というのは手放しでは育たないようだが、かと言って褒めてばっかりというのも違うと思う。広い世の中を知って、自分以外の人に沢山会うことで世間にはいろいろな人がいることを知る。そうすると自分が自分でよかったと思えるのかもしれない。そんな旅に連れ出した父親とそのふたりを送り出した母親の勇気と愛情に感心してしまった。2016/11/20

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