出版社内容情報
くまのぬいぐるみのテオドールは、古くなってあちこち傷んできたので、ゴミ捨て場に捨てられます。その夜、テオドールは夢をみます。南の国でたくさんの子どもたちと幸せに暮らしている夢を。おなじように捨てられていた木馬のガスパールに夢の話をすると、一緒に行くことに。途中、木の牛、人形、こわれたきつつきのおもちゃ、こわれた赤いトラクターなどを仲間にいれて、南の国を目指します。大きな川を渡らねばなりません。そんな時も、みんなで力を合わせて乗り切っていきます。いろんな人達が住む町を過ぎていって、いろんな人と仲良しになって、おまけに、傷んだおもちゃを直してくれる町だってありました。そして、最後の航海。南の国へ。 (K)
およそ7~8才から
内容説明
よんであげるならおよそ6歳くらいから。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
23
壊れたおもちゃ、捨てられたおもちゃが、次々に加わって、助け合い、夢の国を目指します。 細かい絵に様々なドラマや出会いが描かれていて、壮大なお話です。 最後のページにたどり着くまで、展開が読めないだけに、ワクワクするお話でした。2021/10/21
ひな
19
今月のぶっくくらぶより長女用その2。絵本にしてはかなり長いお話だけど、壊れたおもちゃたちが仲間をどんどん引き連れて町だったり工場だったり海だったり、いろんな風景を通って旅していく姿が楽しい。長女は飴をなめてなめてなめまくったんだというくだりが好きらしい。好きなだけお菓子を食べられるというのが憧れのよう(笑)ラスト、くまのテオドールがこの本を書いている、という設定も可愛らしかった。2016/02/24
absinthe@読み聞かせメーター
11
5歳の娘に読み聞かせ。壊れたおもちゃたちが仲間になって、理想の南の国に連れ立って旅をします。いろいろな習慣を持った、いろいろな国を通りかかります。世界は広いな、という印象。かなり長い本です。ヨーロッパ風、田園風景、アジア風の町、港、困ったおもちゃを助け、さまざまな障害を知恵で乗り切っていきます。友情と感動の絵本。 2016/01/29
あゆみらい
9
四歳男児。なかなか食い付きがよかったです。長いけれど、おもちゃの話だからなのか。2017/05/29
こどもふみちゃん
7
小1次男一人読み。2013/05/12