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内容説明
蒙古からモンゴルへ。大草原への郷愁と変わりつつあるモンゴルへの想いを綴ったエッセイ。
目次
里心がつく草原の春
私が牧童だったころ
大地に驚く茶臼の音
変わりゆく正月の伝統
「牛耕式」ならぬ「牛尿式」文字とそのことば
ひげ文字、苦心の日本見参―内モンゴルの留学生、母国語の文法書出版
ゴビの北は同胞の国
このキャンパスを誇りに
国費留学にめぐまれないモンゴル人たち
アリランを語ってくれた人たち〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
itokake
11
【読書で世界一周】内モンゴルエッセイ。内モンゴルは中国にある。そしてモンゴル国の2倍もモンゴル人が住んでいる。そんな事情を持つ内モンゴル人で、現在は日本で研究をする著者が大変分かりやすくモンゴルのあれこれを教えてくれる。何冊かモンゴル本を読んで知識として知っていたあれこれが、さらに深まった。特に食肉に関する説明は今までで一番わかりやすかった。モンゴルで五畜(馬牛ヒツジヤギラクダ)は全て草食動物。よって食べるのは草食動物。肉食動物はモンゴルでは食べない。理由は何をエサにしているかが気になるから。2025/04/16
なおやん
1
国際協力関連本、その4。モンゴル1960年代前後のモンゴルの暮らし、食生活などを具体的に記述した本。あまり興味が湧かず何度か放りっぱなしだったが完読できた。モンゴルといえば相撲や大草原、遊牧民族などが思い浮かぶが、20世紀初頭から冷戦終結まで激動の時代だったことがわかる。中国やロシア(ソ連)の近代史を勉強したいなと思った。2021/01/02
samandabadra
0
表題のとおり 内モンゴルでの生活だけを描いた本だと思って 今まできちんと読んでいませんでした 読んでみて もっと早く読んでおいたらよかったと悔やむことしきり とくに内モンゴルの留学史に垣間見る日本 は 非常に勉強になりました。 2009/12/03
きょんちん
0
「蒼い月の光で育った」あの人が書いた本です。☆