内容説明
岐阜県養老町には養老の滝にまつわる昔話があります。親思いの樵(源丞内)が岩間の泉から酒となった水を汲んできて、老父に飲ませ、喜び合うというもので、親は子を思い、子は親を思う心の大切さが描かれています。この孝子伝説の底に流れている親子の愛の心を受けて、養老町では「親と子・愛の詩」の募集を3回続けてきました。今回はさらに発展させて「家族・愛の詩」をテーマにしました。本書は「愛の詩」シリーズ4回目の入賞作品をまとめたものです。
目次
最優秀賞(小中学生の部 かえりみち(立見もとき)
一般の部 散歩(斉藤礼子))
優秀賞(小中学生の部(しんぶんになっていくよ(むらかみたくや)
手と手(渡辺将旭))
一般の部(赤い靴(池内常貞)
川の堤防までの小径を(早矢仕典子)))
家族賞(小中学生の部(おばあちゃんのポケット(大沢真未)
お父さんに会える日(田中毅)
魔法(渡辺真実))
一般の部(家族(島田奈都子)
隙間(角田和歌子)
父への挽歌(吉村金一)))
佳作(小中学生の部二〇篇;一般の部二〇篇)