「死の跳躍」を越えて―西洋の衝撃と日本

「死の跳躍」を越えて―西洋の衝撃と日本

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  • サイズ A5判/ページ数 366p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784924831025
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0021

内容説明

日本は先進工業国の一員か、アジアの一員か。政治システムが停滞し大きな政治課題を解決できない現在の状況は、幕末の日本と意外なほど似ている。不透明な現代にこそ読まれるべき価値のある一冊。

目次

第1部 西洋文明の衝撃(幕末・明治初期における対外意識の諸類型;近代化への分岐―李朝朝鮮と徳川日本;幕末における政治的対立の特質)
第2部 危機のリーダーシップ(川路聖謨;大久保利通;岩倉具視)
第3部 近代化日本と国際関係(協調と自立との間;日米関係・その30年代と70年代)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

denken

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魅力的なのは,結論に至るまでの論理運びであり,どんな言葉を選ぶかの,センスである。題名は,明治維新を連想させるものであり,実際それを中心とする論文集なのであるが,第七章のようにワシントン体制を取り扱ったものもある。これまた感心しきりの濃密な内容でした。ワシントンとロンドンは違うと。最初から最後まで面白かった。川路聖謨や岩倉具視は名前を聞いたことがあっても,何をなした人か知らなかったために,論文の比較的の凄さはわからないが,なんにせよいいもの読んだ。2012/02/23

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