内容説明
澄んだ心に届く詩人たちの愛。見続ける優しさと、激しく明滅するこころ。“四行”の自由と定型のはざまで生まれた、豊かな果実。現代詩人たちの自選詩作品108篇を収録し、四行詩への言葉もそえる。
目次
『青雀集』『琥珀集』より(伊藤海彦)
とある富裕者と反富裕者と非富裕者との先後中(川西健介)
毬をつく音(岸田衿子)
ひと編み(木島始)
小石の笛(清岡卓行)
四行詩の植木鉢(高橋順子)
象限〈Quadrants〉(田口義弘)
四行詩抄 呼びかけをもつ四行詩(谷川俊太郎)
東京夢現抄(花田英三)