感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y.Yokota
2
何だかジャックロンドンに関するものを読み始める。動物の物語を書いた両人だが、椋はやっぱりというか、ロンドンの作品をよく読んでいたようである。それとタイトルには出ていないけれど、もう1人この本で紹介されているのが長沢鼎という方。長沢は鹿児島生まれでカリフォルニアに移住し、ワイナリーを経営、ロンドンと共通の知人ルーサー・バーバンク(園芸家)がいた。そして椋は鹿児島に住んだ作家。これらの繋がりから、ロンドンが日本から受けた影響、椋がロンドンから受けた影響などを考察している。調査する著者が楽しそうなのが伝わる。2022/03/23
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