目次
1章 この財界事件は何を教えているか(小松製作所事件から何を学ぶか;明治生れのタフでナイーブな精神;敗者から立ち直るか破滅するか;名経営者がみせた“喧嘩のしかた”;これが岡崎嘉平太の底力である;経営者を世間のレッテルで評価すると危険;東レにみる最優秀会社の評価法)
2章 これが名経営者の発想法だ(大企業病を克服した経営者;高評価された生き残り経営者;名経営者は窮地からどう脱出したか;経営者に不可欠の意地とは;この後継者の選び方を学べ;住友生命を躍進させた3人の男)
3章 不透明時代に勝ち残る経営の知恵(前回の円高不況が手本;混迷時代の経営指針;仁丹再建へ森下泰“最後の賭け”;成功する経営、失敗する経営;私の財界昭和史)
4章 経営哲学の貧困な社長は滅びる(泥沼の死闘からはい上がった会社;宇佐美洵と怪文書;2世社長に贈ることば;1番大切なのは経営哲学である;着目すべき名経営者の語録)
終章 財界鬼検事が体当たり取材した事件秘話