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内容説明
「レディスコミックの女王」などと呼ばれはしているが、しょせんは二流三流のエロ漫画家。でも、自分の漫画原稿が一山いくらで叩き売りされていたことだけは赦せなかった。どんなにできが悪い子供でも、漫画原稿は、私の生み出した子供たちだ。漫画業界を揺るがした前代未聞の漫画原稿流出事件。母ちゃん漫画家大奮闘。
目次
1 事件の発端―それは一通のメールから始まった
2 業界に波が広がる―それは一本のファクスから始まった
3 被害が広がる―それは一本の電話から始まった
4 「漫画原稿を守る会」結成―それはバロン先生の一言で決まった
5 活動で四苦八苦―それは記者会見でピークに達した
6 漫画家って…―それは夫の一言で納得した
7 ついに原稿戻る―それは新たな作業の始まりだった
8 されど漫画家―それは走り回りながら決意した
著者等紹介
渡辺やよい[ワタナベヤヨイ]
3月生まれ、早稲田大学卒、学生の頃から漫画の投稿を重ね、20歳で『花とゆめ』でデビュー。数年後、レディスコミックに移行し、それ以来過激な性描写で人気を博し「レディコミの女王」の異名を取る。2002年新潮社の第2回R‐18文学賞の読者賞を獲得。以後、官能ものを中心に小説にも意欲的に取り組んでいる
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