目次
第1部 凍雲篩雪(国会図書館OPACのこと;人文系学者の怨嗟;国家元首はいなくてもいい;西村賢太の使い回し;粕谷一希と平川〓弘の不誠実 ほか)
第2部 猫を償うに猫をもってせよ(2018年;2019年;2020年;2021年;2022年 ほか)
著者等紹介
小谷野敦[コヤノアツシ]
作家・比較文学者。1962年、茨城県水海道市(現・常総市)生まれ。1997年、東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。学術博士(超域文化科学、東京大学)。大阪大学助教授、東京大学非常勤講師などを経て文筆家。2002年、『聖母のいない国』で、サントリー学芸賞受賞。2011年、「母子寮前」で、第一四四回芥川賞候補。2014年、「ヌエのいた家」で、第一五二回芥川賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふみあき
62
著者の年来のファンだが『絶歌』の出版を巡る騒動では、それに批判的な論者たちを「遺族ファシズム」などと揶揄しているのは理解に苦しむ。『なぜ悪人を殺してはいけないのか』を書いた人とも思えない。この件で著者は栗原裕一郎から絶交されたと言うが、これでは仕方ない気も。他にも人間関係の軋轢の数々が語られるが、ますます性狷介になってきた印象。他人に一方的に期待して、勝手に幻滅するタイプなのだろうか? 本書後半、ブログに掲載されていた文章は文字も小さく、およそ通読できるものではなかったので、興味のある箇所を拾い読みした。2025/07/25
金北山の麓で育って
2
【呉智英以上の失速か 】「もてない男」だけ読んでいたが言ってることが無茶苦茶だ、山崎・江藤ぐらいになりたかったが半分ぐらいは出来た?天皇制が自然消滅?ウジウジと女の腐ったような不真面目な言い草も不快で、知識人のつもりならいい加減にしてくれと止めようとパラパラすると精神を病んでるよう、壊れてる様子を楽しむ自分に自己嫌悪しつつ読み通す。コミュ力に難あり孤立、自分に真直ぐ向き合えずひたすらひねくれてこうなったのか、否こうなりたかったのか?呉智英の衰退は辛いが常識人なのは救いだが小谷野氏は壊れて破滅に向かうのか?2025/08/03
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