内容説明
犯罪心理学の第一人者が解明する「黒い衝動」とは。
目次
序章 若者は何に魅せられたのか
第1章 信者への道
第2章 オウムと人民寺院
第3章 麻原彰晃とヒトラー
第4章 麻原彰晃とC.M.マンソン
第5章 麻原彰晃の人格
第6章 麻原彰晃の思想
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大熊真春(OKUMA Masaharu)
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ベテラン犯罪心理学者が麻原や犯罪に走った信者の心理について分析した本。◆純専門書ではないが心理学の知識が少しないと難しい。かなり専門用語も説明なく出てくる。放送大学とかで勉強してあるといいね。◆人民寺院、ヒトラーなど他のカルト、独裁者と比較して麻原らの心理を解説したつもりなのだろうが、麻原・オウム以外の解説にページが割かれすぎていて、「あれ? これ何の本だったっけ?」って感じだった。◆内容的に何か鋭い指摘があるわけでもなく、たいした本ではない。◆ま、幼少期ってのは大事だよな。2015/03/16