内容説明
シャチとは、どんな動物なのだろうか?海の王者、シャチの自然史。
目次
1章 海の哺乳類
2章 シャチとは
3章 狩りをするシャチ
4章 シャチとの出会い
5章 シャチの知能
6章 水族館とシャチ
著者等紹介
村山司[ムラヤマツカサ]
東海大学海洋学部教授。東京大学大学院博士課程修了、博士(農学)。専門:イルカ類の感覚、行動、認知(認知科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フク
14
#読了 怖くてかわいいレプンカムイ。 高い知能による多様な狩りは恐ろしく、人と遊ぶ姿はかわいい。 図書館2022/02/08
hase45
2
★★★☆☆ シャチに関する知識を総覧するための一冊。新しい発見や深い掘り下げがあるわけではなかった。2021/10/17
keitakenny
2
シャチについての知識が整頓できた 図鑑や入門書の様にビジュアル的資料があると分かりやすかった 簡潔に纏まっている分、些か物足りなくもあり 他の生態も調べてみたくなったが、いつになることやら2021/10/16
Cana.t.kazu
1
シャチなどの鰭脚類の生態が,色々な側面から解説され深く興味深く知ることができました。2021/12/18
momen
0
シャチやその他イルカなど近縁生物についての解説。生物分類、身体能力や行動、シャチ同士の社会生活、分類学、水族館の歴史と飼育の変遷、近年日本でのシャチ観測、飼育の意義や研究方法など、様々な切り口で解説する。文体は優しく対象は子供向けのようだが、内容は専門的なことを分かりやすく噛み砕いて概説しており、大人が読んでも濃く面白い。シャチは母系集団を軸に集団生活、高度な社会性を持ち代々育児や教育を子に行う。水族館のショーや展示の意義にも触れられ学べた事が非常に多い。写真や図も割と豊富、親子シャチが可愛い! 2025/07/01