内容説明
日本国憲法の解釈を中心とした体系書である。
目次
緒論(国家;憲法)
第1編 総説(日本国憲法史;日本国憲法の基本原理;日本国憲法の構成)
第2編 国民の権利および義務(消極的権利;積極的権利;能動的権利;若干の問題;国民の義務)
第3編 統治の組織および作用(戦争の放棄;天皇;国会;内閣;裁判所;地方自治;憲法改正;国法秩序の構造)
感想・レビュー
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獺祭魚の食客@鯨鯢
30
中央大学は東大の赤門に対する白門として昭和時代は法曹への登龍門として知られていた。官僚養成の東大対し、司法試験合格を目指す者にとって、中央の法科は早慶を蹴ってでも入学したい「学部」だった。 著者はその学風を体現するミスター中大であり。私学でありながら、自衛隊合憲を憲法変遷論の立場から展開し物議を醸したことも。 私は1979年から4年間在学したが、雲の上のような存在で超人気の講義に潜り込むことさえできなかった。 法学部だけ悪夢の八王子から茗荷谷へ移り、かつての栄光を勝ち取ることができるだろうか。2024/08/21