内容説明
あのジョー・モンタナを育て、49ERSを3度のスーパーボウル優勝に導いた名将ビル・ウォルシュが、今初めて明かすプロフットボールNFLの舞台裏。
目次
1 ゲームのシナリオ作り
2 クォーターバックの条件
3 時代の先駆
4 理想のコーチング
4 どん底からの出発
6 組織の哲学
7 ドラフトの秘密
8 パズルの完成に向けて
9 スーパーボウルへの道
10 天才と呼ばれて
11 果てしなき挑戦
12 去り行く者へ
13 ジョー・モンタナとの旅路
14 栄光との訣別
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jjm
8
ジョー・モンタナ、ゴールド&レッドの49ersにユニフォーム、とにかく格好よかった。美しいスローイングから放たれるスパイラルはレシーバー陣の手に吸い込まれる。第23回スーパーボウル、絶体絶命残り3分からの92ヤードドライブは今見ても緊張&興奮してしまう。記録上はブレイディに抜かれてしまったモンタナだが、私の中ではいまも史上最高。日本の家電CMにも「どんなモンタナ」なんて言わされて登場してたけど、今後NFLの選手が日本のお茶の間を賑わすことはないのではないだろうか。
Keikoh
0
重要なのは、いつ、どのタイミングで、状況に応じた別の“シナリオ”に移すのか、ということだ。ゲームが進行していく過程から相手の作戦行動を分析し、それに対応してプレーを展開していくことが望ましい。 完璧なシステムは存在しない。フットボールはあくまで、生身の人間が行うゲームである。十分に準備していても、ゲームプランとはまったく違うプレーをコールしてしまったこともあった。 成功するかどうかは、コーチが的確なゲームプランを用意できるかどうか、選手が十分に練習を積んでプレーを完遂できるかどうか、にかかっている。2025/02/24