内容説明
たいくつでさびしい山のくらしにあきて、にぎやかな町へやってきたやぎのお話です。町にはやぎがわくわくするようなことがいっぱい!さあ、やぎといっしょにそれぞれのページの穴のあいたまどやとびらをのぞいてごらんなさい。きっとびっくりするようなことがまっていますよ。ゆかいな穴あき絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
穴あきしかけ絵本。 山に住む1頭のヤギが、街の賑やかさを聞き街に降りていく。楽しくなって途中で知り合った動物たちとどんどん進んでいくが、みんな飼われているので、最後はまたひとりぼっちで山に帰る…。また会いに行くといいね!2024/05/15
かっぺ(こと悩める母山羊)
5
☆3歳。 ヨーロッパの町並みの絵が美しい、仕掛け絵本。 山の上に住んでいる一匹のヤギ。ちょっと寂しくて町の賑やかな音に誘われて麓に降りていく。途中であった羊、豚、牛、ろばなどをどんどんさそって「さあぼくについておいで」。とっても楽しかったけど、ヤギ以外はみんな家畜だからそれぞれ連れて行かれる。そしてヤギはまた一人ぼっちで山に。それだけ。ヤギの気持ちは? 普段一人ぼっちだけど、時々人に会うとテンションが高めになって、帰ってまた一人。 寂しいかな? 案外楽しかった余韻に浸れて満足感でいっぱいかもしれない。 2013/09/22