内容説明
小学生低学年から中学生に向けて俳句の作り方のやさしい解説書。世界で一つだけの自分の俳句を作ろう。
目次
第1章 俳句に親しむ(俳句とは;俳句の歴史 ほか)
第2章 季節の言葉(俳句は季節の詩;季題(季語)―歳時記)
第3章 俳句のなりたち(俳句のリズム…五・七・五;知っておきたい俳人とその一句)
第4章 俳句を楽しむ・古今の名句(俳句を味わう;名句はおいしい ほか)
第5章 俳句を作ろう
著者等紹介
増山至風[マスヤマシフウ]
本名、達雄。昭和30年神奈川県立湘南高等学校卒業。昭和34年関東学院大学(横浜市)卒業。昭和62年在職中「方円」にて俳句を学ぶ。平成8年パイロット万年筆株式会社退社(現PILOTコーポレーション)。平成10年俳句結社「悠」(主宰水見壽男)の創刊に参加。編集長を経て現在に至る。参与・同人。千葉県俳句作家協会会員・流山市俳句協会参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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俳句は日記の代わりになる。ふとした感動を簡単に残すことができる。内容も絞り込んで言葉を選び抜いて表現するから、言葉の力強さを感じられる。五七五はかるた、童謡、学校の校歌などにも見られる日本人が心地よく感じるリズム。季語は一語だけで「季節の感じ」を伝えるから俳句の中で中心になる。俳句は解釈の広がりがあるけど、誰もが良いと思う名句はどう味わえるか。その理解には身をもって味わうこと、自分で俳句を作ってみることが大事だと述べている。自然をよく見ること。五七五の位置を考えること。何度も声に出してみること。2020/10/21