内容説明
巨大資本への権力の集中と格差拡大、所得分配の歪みを具体的に検証して、現代の階級構造とグローバル資本主義の矛盾を明らかにし、対抗戦略としてのローカライゼーションを提唱する。
目次
第1章 グローバル資本主義分析のビジョン
第2章 WTO体制と多国籍企業
第3章 グローバリゼーションと労働
第4章 WTO体制とフード・セキュリティ
第5章 WTO合意と開発途上国
第6章 コーポレート・グローバリゼーションの終焉
著者等紹介
福田泰雄[フクダヤスオ]
1951年東京に生まれる。1969年都立小山台高校卒業。1976年一橋大学経済学部卒業。1981年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。2003年京都大学博士(経済学)取得。現在、一橋大学大学院経済学研究科教授。専攻は経済理論・現代資本主義論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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