内容説明
１９９２年「絶滅したと思われていた鳥、ガーニーズ・ピッタがタイで見つかり、保護活動がはじまった」というニュースが世界中をかけめぐった。タイに残された最後の低地熱帯林がどういうものか、ピッタがどういう鳥で、それを守ることにどんな意味があるのか、保護と開発の狭間でゆれる地元の人々の生活はどうなるのか。環境問題、熱帯林、ピッタに興味をもてる絵本。
著者等紹介
長野亮之介［ナガノリョウノスケ］
１９５８年東京都生まれ。１９８１年より探検冒険家の情報交換集団「地平線会議」同人。１９８５年よりフリーランス・イラストレーター。１９９６年「地球クラブ」のカオノアチュチ低地熱帯林現地調査に参加。１９９９年森林ボランティアグループ「五反社」創設に参加
小岩井彰［コイワイアキラ］
１９５６年長野県生まれ。１９８２年より長野県の小学校教諭。１９９３年タイ国カオノアチュチ低地熱帯林保護プロジェクトに参加。１９９５年「地球クラブ」を設立。タイ国の熱帯林保護、就学支援活動及び長野県青木村で子どもたちのための自然体験プログラムを展開。２００１年より、長野県教育委員会文化財・生涯学習課勤務
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