アジアの瘤ネパールの瘤―ヨード欠乏症への医学的・社会学的挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 309p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784921146740
  • NDC分類 493.49
  • Cコード C0036

内容説明

世界で約16億の人がヨード欠乏症罹患の危険にさらされている。ヨード生産大国・日本ができることは。昆布と瘤に秘められた因果と課題に鋭く切り込む。

目次

1部 ネパールのコブ―コブとりへの社会学的挑戦(挑戦のはじまり;村人の話を聞く;ネパールにとって何が問題か ほか)
2部 アジアのコブ―医学的挑戦と日本の援助(国際的なヨード欠乏排除に対する取り組み;人類のヨード欠乏との取り組み;ヨードと甲状腺ホルモン ほか)
3部 アジアのコブとり対策の現況(ヨード欠乏対策が比較的に進んでいる国、中国とインド;インドネシアとマレーシア;ヒマラヤとインド周辺の諸国 ほか)

著者等紹介

山本智英[ヤマモトトシヒデ]
医学博士。1937年大阪に生まれる。1964年、大阪大学医学部卒業。米国空軍立川病院、ロートアイランド病院で臨床研修、ハーバード大学ソーンダイク研究所で甲状腺の研究に従事したのち、帰国。以後、大阪大学付属病院、大阪府立成人病センター、医療法人徳洲会岸和田徳洲会病院に勤務。現在、大阪市内で内科医院を開業。ヨード欠乏性甲状腺疾患予防国際対策機構会員

熱田親憙[アツタチカヨシ]
早稲田大学理工学部卒業。東京工業大学中退。関西学院大学大学院総合政策研究科卒業。1960年三洋電機株式会社に入社し、シングル家電ブランドを開発。塩屋教育訓練センター流通部長を最後に転職し、関西国際大学短期大学部教授を経て、現在、関西国際大学地域研究所客員教授。社団法人アジア協会アジア友の会理事。NGO活動、NPO活動に励む
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