内容説明
玉砕の島サイパンから、私財をなげうち戦車を持ち帰った男がいた!陸軍戦車隊の苛烈な死闘と悲劇のドラマが今ここに甦る。
目次
第1章 サイパン島、昭和十九年
第2章 鉄の勇者・その光と影
第3章 北境から南溟へ
第4章 地獄の島の死闘
第5章 錆びたキャタピラ
第6章 波紋は幾重に
感想・レビュー
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naftan
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読み始めたのは19日から/翔雲社版、金光社版と比べると文字がでかい・写真がくっきりしてる、印刷技術の進歩を感じるね。/戦車第九連隊の生還者764人中24人、歩兵第八九連隊第三大隊の生還者630人中29人/6月17日0230時の戦車突撃について、ヒナシス山とタッポーチョ山のふもとの隘路を二列縦隊で通らざるを得なかった為に、戦闘体形に展開できず先頭車輌から次々に撃破されてしまった。2010/01/23
naftan
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読んだのは金光社版、全247ページ/戦車第九連隊入隊~満洲での猛訓練・演習~南方への転進~6月15日から7月9日までの戦闘、20年9月14日に投降/日本、米国双方の防衛・攻撃計画が簡略にまとめてある。/発掘した戦車の履帯に凍結地域通過のための鋲が付いたままって日本がいかに切羽詰っていたか窺える。/グアム,テニアンから逆上陸部隊が出ていたとか、サイパン奪回作戦(イ号作戦)動員される部隊名が出ていたのが良い。2010/01/14
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