内容説明
民法667条~688条の組合の規定が適用されている権利能力のない団体に関する判例の解説。従来の「権利能力なき社団」の定義の再検討による判例の整理を試み、また構成員の責任の問題に関して、新たな視点からの重要な基準を提供する。権利能力なき社団の当事者能力など、民事訴訟法に関する問題も詳述・検討している。
目次
第1章 権利能力なき社団・財団とは何か
第2章 判例における権利能力なき社団の成立要件
第3章 権利能力なき社団の構成員の責任
第4章 権利能力なき社団の財産関係
第5章 権利能力なき社団の運営
第6章 権利能力なき社団と当事者能力
第7章 権利能力なき財団
著者等紹介
河内宏[コウチヒロシ]
1946山口県萩市に生まれる。1968九州大学法学部卒業。1970九州大学大学院法学研究科修士課程修了。1972佐賀大学経済学部講師。1974佐賀大学経済学部助教授。1980九州大学法学部助教授。1989九州大学法学部教授。2000九州大学大学院法学研究院教授。現職、九州大学大学院法学研究院教授
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