著者等紹介
あっくん[アックン]
菊間章紘(きくま・あきひろ)。東京造形大学美術学科(絵画専攻)学生。発達障害当事者として、自身の感覚過敏や「日常でどのように接してもらえると助かるか」等をテーマに17歳の頃から母親と共に講演活動を行う。発達障害を取り上げたNHKの番組で取材を受けたことをきっかけに、自分自身の経験を絵で伝えることに取り組み始める
〓橋智[タカハシサトル]
日本大学文理学部教授。博士(教育学)。東京学芸大学名誉教授。放送大学客員教授。法務省矯正局外部アドバイザー。発達障害を中心とした当事者調査研究に取り組み、NHKの番組や毎日新聞などで数多く紹介されている。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うー(今年も遅くなります)
20
<絵本>規則正しい生活をおくっていたら夜は寝るもの、と思っていたが、発達障がいが関連する中で「頭の中のテレビが消せない」と眠れなくて苦しんでいる子がいることを知る。眠りたいのに眠れないって辛い。家族もさぞ辛いだろう。2021/09/17
ヒラP@ehon.gohon
14
発達障がい者の生活介護事業所にいて、利用者さんたちの睡眠不足の原因が少し解ったように思います。2024/09/23
遠い日
11
発達障害の子どもは、まま鋭敏な感覚を持つことがあって、眠りへの障害を強いられることがある。あっくんの苦しみは恐怖に近い形で表現され、つらいよね、と共感します。絵本としてのお話は迫真の絵がすばらしいし、後半の「眠りの困難」についての解説は詳しくて、理解が進む。2021/02/28
スパナ
1
発達障害と眠りの困難についての絵本。作者は発達障害の当事者ということで、自分の経験をもとに発達障害の困り感について伝える活動をしている方とのこと。眠れないという困難さもあるのだと初めて知りました。 意識しなければ、何かと自分の感覚で物事を捉えてしまいがちなので、こういうことを絵本を通して教えてもらえるということは貴重なことだと思います。2021/03/04
サクラ
1
睡眠困難…私も昔は中々寝付けなくて苦労してて、今はいつも眠たい…大人でも大変なのに子供だったら、と思うと辛くなりますね。皆に健やかな眠りが訪れます用に☺️2021/02/13