出版社内容情報
太陽から見た天体図を描く占星術。西洋占星術第1人者が贈る、自分を見つめあらたな「気づき」を与えてくれる技法。
本書は、従来の価値観を180度変える力を与えてくれる占星術の技法である「ヘリオセントリック」について解説したものです。
「ヘリオセントリック」とは、これまで私たちがなじんできた地球を中心にして太陽や月、その他の惑星の位置関係を見る「ジオセントリック占星術」とは正反対の、太陽を中心として全体像を見る考え方です。そのため、ジオセントリック占星術で考えられていた「太陽星座(雑誌やテレビなどでみる「12星座」)」はなくなり、その代わりに太陽から地球を見た「地球星座」が新たに生まれ、ここから私たちを深く読み解くことになります。例えば、9月23日から10月23日生まれの人は、これまでは「天秤座の人」ですが、ヘリオセントリック占星術で見た場合は、「地球星座が牡羊座の人」ということになるのです。
また、太陽系惑星を考慮するかたちになりますので、地球を周回する月が外れることも特徴といえます。「地球星座」を知ることで、私たちは自分がこの地球ですべき使命や目的・目標がわかります。それは私たち自身の中心を自己(=地球)ではなく、太陽を中心にし、そこから俯瞰するために可能となるのです。つまり、「自分がなぜここにいなければいけないのか?」をハッキリと示してくれるわけです。
本書ではヘリオセントリック占星術の概論からはじまり、12地球星座(太陽から見た地球の位置)別の解説や、ヘリオセントリック占星術でホロスコープを作る方法やリーディングの仕方、各惑星が象徴するもの、ケーススタディと豊富な内容でヘリオセントリック占星術の魅力と力を解き明かしていきます。
本書を読むことで本当の自分を知るためのツールがヘリオセントリック占星術にあるのだと感じることでしょう。
はじめに
?T ヘリオセントリック占星術とは
1 ヘリオセントリック占星術とジオセントリック占星術の違い
2 自己の中心を肉体に置かない
3 ジオセントリック占星術の欠点
4 ヘリオセントリック占星術が求められる理由
?U ヘリオセントリックを知るために必要な基礎知識
1 宇宙の次元連鎖
2 太陽意識と惑星の関連性
3 コートカードとの関連性
4 惑星意識
5 地球を対象化すること
6 地球のアスペクト
7 太陽サインと地球サイン
?V ヘリオセントリックリーディング
1 ホロスコープを作成する前に
2 惑星ノード
3 8惑星の終日点と縁日点
4 ヘリオセントリックホロスコープの注意点
5 太陽の軸と地球の軸
?W ケーススタディ
1 ヘリオセントリック図とジオセントリック図の場合
2 ハウスを導入する
おわりに
【著者紹介】
松村 潔(まつむら・きよし)1953年生まれ。占星術、タロットカード、絵画分析、禅の十牛図、スーフィのエニアグラム図形などの研究家。タロットカードについては、現代的な応用を考えており、タロットの専門書も多い。参加者がタロットカードをお絵かきするという講座もこれまで30年以上展開してきた。タロットカードは、人の意識を発達させる性質があり、仏教の十牛図の西欧版という姿勢から、活動を展開している。著書に『完全マスター西洋占星術』『魂をもっと自由にするタロットリーディング』『大アルカナで展開するタロットリーディング実践編』『タロット解釈大事典』『みんなで!アカシックリーディング』『あなたの人生を変えるタロットパスワーク実践マニュアル』『トランシット占星術』『パワースポットがわかる本』『水晶透視ができる本』(いずれも説話社)、『決定版!! サビアン占星術』(学習研究社)ほか多数。
内容説明
これまでの地球視点ではない太陽視点から自分を見つめあらたな「気づき」を与えてくれる占星術。不安や混沌とした今の世の中だからこそ求められる技法。
目次
1 ヘリオセントリック占星術とは(ヘリオセントリック占星術とジオセントリック占星術の違い;自己の中心を肉体に置かない ほか)
2 ヘリオセントリック占星術を知るために必要な基礎知識(宇宙の次元連鎖;太陽意識と惑星の関連性 ほか)
3 ヘリオセントリックリーディング(ホロスコープを作成する前に;惑星のノード ほか)
4 ケーススタディ(ヘリオセントリック図とジオセントリック図の融合;ハウスを導入する)
著者等紹介
松村潔[マツムラキヨシ]
1953年生まれ。占星術、タロットカード、絵画分析、禅の十牛図、スーフィのエニアグラム図形などの研究家。タロットカードについては、現代的な応用を考えており、タロットの専門書も多い。参加者がタロットカードをお絵かきするという講座もこれまで30年以上展開してきた。タロットカードは、人の意識を発達させる性質があり、仏教の十牛図の西欧版という姿勢から、活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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