自衛隊のイラク派兵―隊友よ殺すな殺されるな!

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自衛隊のイラク派兵―隊友よ殺すな殺されるな!

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784916117632
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0036

出版社内容情報

まえがき 2
第1章 自衛官・家族の皆さんへ――イラク出動Q&A 9
     ――イラク「派遣」へのすべての疑問に答えます!
 ●イラクへの出動は拒否できるのでしょうか? 10
 ●出動を拒否したらどのような処分になるのか? 12
 ●自衛官の家族は夫(妻)の派遣に反対できるか? 14
 ●派遣命令には絶対服従しなければならないか? 17
 ●海外派遣は隊員の「宣誓義務違反」ではないか? 20
 ●自衛隊員は自由に退職できるのか? 21
 ●自衛隊のイラク出動に本当に危険はないのか? 23
 ●防衛庁・自衛隊は「戦死者」対策をしているのか? 26

第2章 ドキュメント「こちらは、米兵・自衛官人権ホットライン」 29
     ――「ホットライン」へ寄せられたメール・電話から
 ホームページの開設 30
 イラク派兵への家族の不安・危機感 32
 自衛官の生命を守っている憲法九条 35
 戦争に行くのは裕福でない家庭の子弟 36
 ホットライン掲示板への相談 39
 現職自衛官からの反論も 43
 予備自衛官からの投稿 48
 「いじめで殺される」――隊内の悲痛な叫び 50
 「荒らし」が殺到したホ社にガードされる自衛隊 126
 なぜ私は非戦なのか 131

第5章 海外派兵時代の自衛隊員たちの苦悩 141
――情報公開法で捉えた自衛隊内の実態
 苦悩する自衛隊員たち 142
 放火と飲酒――事故続発に見舞われる海上自衛隊 143
 旧海軍の伝統を堅持する海上自衛隊 145
 情報公開法で開示された自衛隊内の事件・事故 148
 増加する「幹部の犯罪」 151
 相次ぐ「特殊部隊」での自殺 155
 自殺に「原因不明」と答弁する防衛庁長官 159
 PTSD対策を始めた自衛隊 163
 補足 自衛官の階層構成――その実態分析 166

第6章 自衛官の人権――その現状と今日的意義 169
     ――自衛官の、自衛官による人権獲得の闘いを検証する
 意思を表明する自衛官の家族 170
 戦後の自衛隊と人権 171
 反戦自衛官裁判と人権 176
 「兵士の労働組合」を認めるヨーロッパ 181
 戦後の反戦平和運動と自衛官の人権 184
 イラク戦争の泥沼化と自衛隊派兵の拡大 189
 自衛官の人権を擁護するホットライン 193

■資料一 自衛官と家族のみなさんへ 197
■資料二 情報公開法で開示

 日本ではほとんど知られていないが、アメリカには「マザー・テスト」という言葉がある。この意味は、「母の許しを求める試練」、つまり、軍の最高司令官としての大統領の資質と判断を問う試練の意味である。
 軍の派兵を命令する大統領は、その戦争の意義、兵士たちの戦死の意義を母親に説明し、納得してもらわなければならない。
 実際、米大統領は、戦死した兵士たちの遺族へのお悔やみの手紙に、一枚一枚署名する。
 だが、最愛の子どもを亡くした母親たちが、こんな大統領の言葉に納得するだろうか?
 二〇〇三年四月二日、長男をイラク戦争で失ったライラ・リップスコムさんは、この米大統領の手紙を「私の人生で最も空虚な手紙だった」(〇四年八月一三日付『朝日新聞』夕刊)と語っている。
 イラク戦争の開戦以来、米兵の戦死者は九一九名に上る(〇四年八月三日現在)。米英占領軍、多国籍軍全体では、千名を超えたと言われている。この戦争での負傷者は、すでにこの数倍をも超えているだろう。
 昨年のイラク国会で小泉首相は、「殺されるかもしれない、殺すかもしれない」と、言い放った。自衛隊の最高指揮官として、無責任きわまりない暴言である。
 だが、

内容説明

隊友よ侵略の銃をとるな。良心的軍務拒否を呼びかける「自衛官人権ホットライン」のリポート。

目次

第1章 自衛官・家族の皆さんへ イラク出動Q&A―イラク「派遣」へのすべての疑問に答えます!
第2章 ドキュメント「こちらは、米兵・自衛官人権ホットライン」―「ホットライン」へ寄せられたメール・電話から
第3章 イラク派遣予定部隊からの報告―ある現職自衛官の隊内リポート
第4章 サマワ自衛隊の活動を検証する―武装した自衛隊による「人道復興支援」は成り立つのか?
第5章 海外派兵時代の自衛隊員たちの苦悩―情報公開法で捉えた自衛隊内の実態
第6章 自衛官の人権 その現状と今日的意義―自衛官の、自衛官による人権獲得の闘いを検証する

著者等紹介

小西誠[コニシマコト]
1949年宮崎県生まれ。航空生徒隊10期生。『米兵・自衛官人権ホットライン』事務局長、軍事・社会批評家

渡辺修孝[ワタナベノブタカ]
1967年足利市生まれ。高校を卒業後、陸上自衛隊第一空挺団に入隊、満期退職後、陸上自衛隊板妻駐屯地へ再入隊後退職。以後、様々な社会運動を経て、『米兵・自衛官人権ホットライン』のスタッフとして、イラク現地の自衛隊を調査

矢吹隆史[ヤブキタカシ]
1972年生まれ。陸上自衛隊自衛官。現職自衛官として『米兵・自衛官人権ホットライン』の活動に賛同し、自衛隊内から様々な助言を行う
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感想・レビュー

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Humbaba

5
自衛隊に入隊したとしても、それが戦争をしたいということを意味するわけではない。しかし、戦場に行くということは、好むとか好まざるとかにかかわらず命の遣り取りをする可能性を高める。しかし、泰に所属したままの状態では、自分の気持をそのまま表現することは困難である。2013/11/25

ゴジラ 芹沢

0
派兵された自衛隊隊員や現地で成果の話が少ない気がする。インタビュー恣意的なものを感じるし。2014/08/29

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