怪物弁護士・遠藤誠の事件簿―人権を守る弁護士の仕事

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怪物弁護士・遠藤誠の事件簿―人権を守る弁護士の仕事

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784916117366
  • NDC分類 327.14
  • Cコード C0036

出版社内容情報

弁護士の仕事をすべてお見せします。あの怪物弁護士が、民事・刑事の自ら手がけた事件を通して弁護士とは何か、弁護士の原点を問いかける。

第1章 趣味は弁護士、本業は仏教者・革命夢想家
 ●弁護士はなぜ趣味か?  
 ●怪物弁護士の生活と仕事
 ●弁護士の一週間
 ●テレビ・ラジオの出演

第2章 弁護した難事件の数々
 ●死刑を執行された永山事件
 ●真犯人は七三一部隊員の帝銀事件
 ●NHKに「検閲」された政見放送事件

第3章 弁護をことわってしまった迷事件  
 ●死刑と無罪に分かれた宮崎知子事件
 ●オウムの麻原彰晃こと松本智津夫事件
 ●四八年たって無罪になった榎井村(えないむら)事件

第4章 私をクビにした「エライ」被告人たち  
 ●オウム顧問弁護士・青山吉伸事件
 ●やくざを差別する暴対法事件
 ●元上官の息子をピストルで撃った奥崎謙三事件

第5章 権力と闘う者を弁護する
 ●市民から追い立てられた一力一家事件
 ●自衛隊の中枢で反旗を翻した反戦自衛官事件
 ●裁判所を被告として闘った全司法警職法事件

第6章 民事事件の勝率は一〇〇%
 ●敵の降伏宣言を拒んだ東洋機工事件
 ●悪徳商法から取り立てた毛利金融事件
 ●国際金融資本と闘った片倉工業事件

第7章 法曹

 オウム、和歌山カレー事件を通じ、弁護士に対する批判的意見をよく聞く。また、「弁護士は、被告人の権利ばかり擁護して、被害者の人権をかえりみない」という人も、よくいる。
 また、「弁護士は、カネさえもらえば、黒を白と言いくるめる仕事もするのか」と思っている人もいる。
 日本全国で約一万七千人もいる弁護士の中には、そういう批判を受けても仕方のない弁護士も少しはいるだろう。しかし、大部分の弁護士の実像は、それとは全くちがっている。
 これを要するに、弁護士の毎日の生活というものが、一般人には、必ずしもよく理解されていないということである。
 とくに私・遠藤誠に至っては、「怪物弁護士」と言われたり「人権派弁護士」と言われたり「右手に六法全書、左手に般若心経、そして唇にハーモニカ」と言われたり、いろんなレッテルを貼られているが、その私が、朝起きてから夜寝るまで、どのような生活、どのような仕事をしているかについても、知っている人は、きわめてまれである。
 そこで、弁護士の実像とは何か、とくに私がこれまで手がけた事件を、どのように処理してきたかにつき、私の恥部に至る部分まで含め、赤裸々にまとめてみたわけである。
この本では、遠藤さんの一日を描くことで、弁護士の生活・活動というものをすべてを書いています。ここまでお見せしていいのかという声もありますが。

内容説明

弁護士の仕事と生活の全てをお見せします。永山・帝銀・暴対法事件など、刑事・民事の難事件・迷事件の真実に迫る事件簿。

目次

第1章 趣味は弁護士、本業は仏教者・革命夢想家
第2章 弁護した難事件の数々
第3章 弁護をことわってしまった迷事件
第4章 私をクビにした「エライ」被告人たち
第5章 権力と闘う者を弁護する
第6章 民事事件の勝率は100%
第7章 法曹四一年の現在

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