出版社内容情報
前立腺がん切除から数年。忘れられた頃に告げられた、がん転移。抗がん剤治療を受けながら、がん治療とはどういうものか、「死」をどう考えたらいいのか、がんとともに生き続ける日々の暮らし。
河畠修[カワバタオサム]
1935年生まれ。放送局勤務で医療・高齢者福祉番組を広く担当。退職後は愛知みずほ大学、浦和大学ほかで高齢社会論などを講義。2006年には世田谷区福祉人材育成・研修センター・センター長を務める。
目次
1 再発・転移への治療
2 秋・一〇月 点滴入院
3 入院点滴から退院後の日々へ
4 通院による抗がん剤点滴
5 秋から冬へ・在宅療養の日々
6 冬の到来・いろいろな副作用
7 年を越して・がんが小さくなっていく
8 二〇一五年五月・点滴は中休み
9 夏から秋へ・一年続いた抗がん剤点滴