内容説明
市場経済を運営することで、円滑に機能する「決済システム」の存在は不可欠である。本書は、この重要テーマを根源的に分析し、経済システムの世界基準を考えるための「基本テキスト」である。
目次
決済の原理
成熟した決済システム
資金決済の実際（小口資金決済；大口資金決済）
決済システムの短期的改善策
決済システムの長期的改善策
経済環境の急激な変化と決済システム
大口決済システムの調和、決済完了性に関する便益費用分析
結論 決済システム再構築に際しての留意点
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
6
世界銀行の実用教本を訳したもので、銀行業務の一番基本的な決済機能についての分かりやすい解説書です。大口決済や小口決済の方向性などやや資料は古いのですが、歴史的な意義なども書かれているので、決済システムの担当者が最初に読むのにはいいのかもしれません。2014/03/10
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