内容説明
本書は、市民が日本経済をどのように再生させたらよいか、また、現在の日本経済の構造的問題点がどこにあるかを分析し、対策を立てるためには、日本経済をもっと立体的に見なければならず、そのためには単純そうに見えるがバランスシートを用いた会計学的アプローチが重要であり、有効であるということを証明しようというものである。
目次
第1章 日本株式会社の再生―バランスシートによる日本経済の分析
第2章 債務超過に陥った日本政府
第3章 世界一立派な日本の対外バランスシート
第4章 改善の遅れる金融部門のバランスシート
第5章 脆弱になった企業のキャッシュフロー―企業の二十一世紀戦略
第6章 二十一世紀の市民経済革命―家計部門のバランスシートが鍵
著者等紹介
幸島祥夫[コウジマサチオ]
1941年10月生まれ。現在、経営コンサルタント。(株)T&Kパートナーズ代表取締役。駿河台大学経済学部非常勤講師。一橋大学商学部卒業および米国コロンビア大学大学院経済学MA卒業(フルブライト奨学金留学)。東京銀行信託会社(在ニューヨーク)取締役社長、東京三菱銀行常務取締役、東京三菱投信投資顧問、取締役副社長を歴任、2000年3月に経営コンサルタント会社(株)T&Kパートナーズを創設
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