内容説明
本書の目的は、練習問題や演習問題をこなしていくというやり方でミクロ経済学をマスターさせようとするものである。もともと本書はミクロ経済学テキストの補助テキストとして編まれたものであるが、本書自身テキストとしても十分応えられるよう教育的配慮を行っている。各章とも理論的基礎知識をまず紹介するとともに、例題をとり上げながら詳しく解説し、ついで、やさしい練習問題(解答付き)を解き、さらには、一歩進んだ理論的および数値例的問題である演習問題(解答付き)へと、一歩一歩進むことができるように工夫されている。
目次
需要、供給、および均衡:概観
弾力性の測定
消費者需要の理論
生産の理論
生産費
一歩進んだ生産理論
完全競争下での価格と生産量の決定
純粋独占下での価格と生産量の決定
独占的競争と寡占下の価格と生産量の決定
最近の一歩進んだ市場構造の理論
投入物の価格決定と利用水準の決定
一般均衡と厚生経済学