日本映画史叢書
映像表現のオルタナティヴ―一九六〇年代の逸脱と創造

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784916087539
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C1374

内容説明

日本の伝統的な映画製作システムが崩壊する一方で、松竹ヌーヴェル・ヴァーグや実験映画をはじめとする映像表現の多様化と拡張の運動がもたらしたものとは。

目次

総論 アヴァンギャルドとオルタナティヴ―一九五〇‐六〇年代を中心に
1 映像表現とアヴァンギャルド(劇場の三科とダダ映画;戦後アヴァンギャルドの映像と身体;可能性の映画―瀧口修造の『北斎』シナリオとシュルレアリスム;松本俊夫の実験としての映画形式;日本映画の六〇年代と金井勝 ほか)
2 日本映画とその外部(日本映画の新しい波―一九六〇年代;時代を証言する―大島渚『日本の夜と霧』論;『砂の女』再読―レズビアン・リーディングの新たな可能性;増村保造から純映画劇運動へ―『イントレランス』公開;日本映画の他者、ドナルド・リチー―占領下における反=啓蒙者の肖像 ほか)

著者等紹介

西嶋憲生[ニシジマノリオ]
多摩美術大学芸術学科教授。専攻は映像文化・映像芸術
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/12/19

子音はC 母音はA

1
映画産業の外側で製作された実験性を持った作品を主とした論考集。滝口修造、金井勝、松本俊夫、寺山修司、勅使河原宏、大島渚、増村保造そして黒澤清を取りあげる。そして早い時期から日本映画、殊に芸術映画を海外に紹介したドナルド・リチーにも触れる。2014/07/07

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