内容説明
個人情報保護法でカルテ開示実現!これまで放置されてきた悪質な隠蔽・改ざんに最前線の弁護士らがメスを入れる。
目次
第1章 まともなカルテを見たい―カルテ開示と改ざんの実態(「空白の20日間」のカルテを求めて―内宮博さんの事例;カルテの組織的隠蔽と改ざん訴訟―田中政春さんの事例;どうすればカルテを見せてくれるのですか?―山中文彦さんの事例;「人体実験」と「患者の人格権」―無断臨床試験訴訟をめぐって)
第2章 カルテ改ざんとどう闘うか(個人情報保護法で医療情報の扱いはこうなる;欧米の医療情報開示状況とカルテ改ざん防止策;カルテ改ざんに関する全国の弁護士調査からわかること;カルテ改ざんや隠蔽にはこうして立ち向かおう)
著者等紹介
石川寛俊[イシカワヒロトシ]
1949年、奈良県生まれ。弁護士。スモンや薬害エイズなどの巨大薬害訴訟をはじめ、これまでに200件以上の医療過誤訴訟を手がける。テレビドラマ「白い巨塔」の監修も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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