内容説明
さまざまな松を中心に水仙、椿、南天、桐など凛とした冬の伝統瓶花を格調高く演出。
目次
第1部 初冬の装い(水仙(ギリシャの古壺に;葉に技巧をこらして;異貌の花)
ラッパ水仙―ナルキッソスの夢
枝葉牡丹
縞葉蘭―四枚の葉を使って ほか)
第2部 寿ぎの花(若松;大王松;老松;根引松 ほか)
第3部 歳寒の譜(小松(小枝をよくさばいて;返り枝の働き)
蛇の目松―シックな手付きの器に
赤松―懸崖の景色
瑞光松(マッスの葉針;立花風のなげ入れ;銀ジョッキに合わせる) ほか)
著者等紹介
工藤和彦[クドウカズヒコ]
1926年3月花道家工藤光洲、母光園の次男として東京に生まれる。北京で学生生活を送り、戦後エンジニアとして炭鉱に勤務。1952年5月第3回日本華道展に出品、文部大臣賞を受ける。以来華道界に入る。現在、財団法人小原流理事、同研究院名誉院長、財団法人日本いけばな芸術協会副理事長、いけばな協会常任理事、小原流研美会会長。著書に『野草をいける』(婦女会出版)、『日本のいけばな・工藤和彦集』(小学館)、『楙花』(アシェット婦人画報社)、『いけばな365日』『いけばな花材ハンドブック全7巻』(八坂書房)、『花材別いけばな作例シリーズ全15巻』(せんだん書房)などほか多数
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