まつぼっくりのぼうけん―川といっしょにたびをした五つのまつぼっくりのおはなし

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まつぼっくりのぼうけん―川といっしょにたびをした五つのまつぼっくりのおはなし

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784916016836
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

高い山の上の、ほんの小さなひとしずくからはじまった川が、次第に大きくなりながら、さまざまな風景の中を縫って流れ、海までの長い道を辿る。その旅の様子が、五つの小さなまつぼっくりの目を通して描かれる。まつぼっくりたちは、流れにのって運ばれていくうちに、森や草地、滝や湿地に出会い、さらには、中洲にできた大きな都会をぬけ、川とともに大海原にたどりつく。その旅路の途中で、まつぼっくりたちは、ひとつ、またひとつと、「自分の」場所を見つけ、旅をつづけるほかの仲間達と別れて、その新しいすみかにとどまる。最後までひとり旅をつづけ、海にただよい出たまつぼっくりは、どうなるのだろう?なじみのある題材に独自の観点をもちこみ、幼い子どもに、自然の生態、環境を紹介するのに最適な美しい絵本。

著者等紹介

シジャンスキー,ブリギッテ[シジャンスキー,ブリギッテ][Sidjanski,Brigitte]
1931年スイスのチューリッヒに生まれる。第二次大戦の中、政治亡命したセルビアの青年と結婚、その後二人は絵本出版社ノルドズッドを設立。夫とともにヤノッシュ、ヴェルジュイス、ウィルコン、シュレーダー、ワッツといった絵本作家を世に送り出した。2005年に現役編集者を辞し絵本の物語の創作を始める

ワッツ,バーナデット[ワッツ,バーナデット][Watts,Bernadette]
1942年イギリスのノーサンプトンに生まれる。美術学校を卒業後、絵本作家ブライアン・ワイルドスミスに師事し、1967年に専門のイラストレーターに。これまでにグリムやアンデルセン童話の挿絵や創作絵本など70点以上を出版。現代イギリスを代表する絵本作家

松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年神戸市に生まれる。神戸女学院文学部英文科、慶應義塾大学文学部図書館学科を卒業後、渡米しウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学ぶ。ボルティモアの公共図書館に勤めた後、帰国し大阪市中央図書館に勤務。その後自宅で家庭文庫「松の実文庫」をひらいて、子どもたちに接しながら、児童文学の研究、翻訳、創作に従事する。1974年石井桃子氏らとともに、財団法人東京子ども図書館を設立し、現在同館理事長をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

51
バーナデット・ワッツの描く美し世界が見たくて手に取った絵本。表紙には「なじみのある題材に独自の観点をもちこみ、幼い子どもに、自然の生態、環境問題を紹介するのに最適な美し絵本。」と紹介されています。確かにその通りです。けれども、私は単純に、バーナデット・ワッツの描く美しい絵に惹かれました。世界は、その秘めた美しさを発見されるのを待っているのかもしれないと感じました。森を眺めながら読んでいるから尚更そう感じたのだろうか。2019/11/09

よこたん

41
“はじめ、たかい山の ほんの小さな水のしずくだったことをおもうと、ほんとうに ながいたびでした。” まつぼっくり達の冒険であり川の冒険の物語でもあった。淡い色合いと、一本一本丁寧に描かれた植物や動物のさわさわふさふさした線、水面に映る景色や光をあらわす細やかな模様が優しい。川の流れに乗りながら、自分がここ!と思う場所に留まることを選んだ五つのまつぼっくり達は、その後どんな暮らしを得たのだろう。様々なものを乗せて流れる川は、どんな気持ちで海へと出るのだろう。きっと、人も。漕ぎ出す先に幸いあれと願う。2018/01/14

かおりんご

40
読み聞かせ(162)教育実習生さんによる、読み聞かせ。まつぼっくりの冒険。冒険というより、こうやって子孫を繁栄させているという意味をこめた話。2014/10/20

absinthe@読み聞かせメーター

21
5歳の娘に読み聞かせ。5個の松ぼっくりが、川に落ちて一緒に流れていき、それぞれの生活の場所を見つけていきます。最後の1個がたどり着いたのはどこでしょうというお話です。小さい頃って、何処までもどこまでも歩いて行って、遠くを見てみたいなぁと思う事がありますね。2015/12/10

ヒラP@ehon.gohon

19
壮大な大自然の中で、何とちっぽけなまつぼっくりの大旅行でしょうか。 主役であるまつぼっくりは、小さくて目を凝らさないと姿が分かりません。 川に落ちた五つのまつぼっくりは、そんな心細い存在ですが、自分たちの目的地を探すという力強い存在でもあります。 自然と自分たちの対比が、大きな挑戦のようで、感動的です。 流れ流れてそれぞれの居場所を見つけたまつぼっくりたち。 やはり目を凝らすと、まつぼっくりたちのそれからの人生が始まっていました。 読み聞かせだと、肝心な部分がわかりづらいですね。2016/02/03

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