内容説明
外国と行き来することをせず、品物の売り買いをしないことを、国の扉をとざすので鎖国といいます。反対に外国と交流したり、貿易を始めることを開国といいます。本書は、日本の開国150年を記念してつくられた絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
amabiko
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ペリー、小栗忠順、ヴェルニー。国も立場も言葉も異なる三人が、日本の開国や技術・文化の導入に果たした役割を説いた知識絵本。ヴェルニーはじめフランス人技師たちが、横須賀の発展に大きく寄与していたことを全く知らなかったので、とても興味深く読んだ。いつかゆっくり横須賀を訪れてみたい。2011/11/28
amabiko
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知ってる歴史の裏側にある、知っているべき歴史を教わった。大人が読める絵本です。2013/08/12
あるちゃ
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黒船、開国、浦賀、といえばペリー、と思いがちですが、日本の発展に寄与した人々は他にたくさんいたと言うことが良く分かりました。横須賀にはヴェルニー公園というのがあるのですが、歴史を学ぶ上では印象が薄い名前のこの方こそ、日本の発展に尽力してくれたのだとこの本は教えてくれます。しかもその根底には人と人との信頼と絆があります。信頼と絆、それらが失われつつ薄れつつある今の日本がなぜ発展しなくなったのかはからずして分かった気がします。フランス人によって築かれた造船所は今はアメリカのものとなっているのはなんとも不思議な2009/12/04
ネジとサビ
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ヴェルニースゴかったんだなあ。 小栗上野介も、格好いい!2019/03/22