出版社内容情報
手づくり防災術とは、国や公共のインフラ(公助)に頼りすぎず、自給の力(自助)や地域の力(共助)で自然災害に備える工夫のこと。自然に逆らうのではなく、自然の力を生かしたり、回復させたりしながら災害を小さくする知恵や技が農村にはある。オフグリッドソーラーやロケットコンロによる小さいエネルギー自給や、スコップと草刈り鎌を使い空気と水の流れを回復させる「大地の再生」、水田の貯水機能を活かした「田んぼダム」、早期避難のための手づくり防災マップなど、土砂災害や豪雨災害、地震から地域を守る40のアイデアを収録。
内容説明
「手づくり防災術」とは、国や公共のインフラ(公助)に頼りすぎず、自給の力(自助)や地域の力(共助)で自然災害に備える工夫のこと。自然に逆らうのではなく、自然の力を生かしたり、回復させたりしながら災害を小さくする知恵や技が農村にはある。たとえば…スマホ充電、照明に大活躍のミニ太陽光発電、超簡単!ポリ袋調理で防災食をつくる、スコップと草刈り鎌で土砂崩れを防ぐ「大地の再生」、田んぼダム、土のうなど、小さい土木で治水対策、早期避難に役立つ手づくり防災マップ、など、自分たちでできる工夫を多数収録。人任せにしない防災・減災の実践集です。
目次
1 電気・トイレ・風呂・食べもの―自分でできる困りごと解決(電気;トイレ;風呂;食べ物)
2 裏山の土砂災害に備える(実践!大地の再生;崩れない裏山をつくる)
3 水路・ため池・川の水害に備える(田んぼ・ため池の貯水機能を活かす;土のうを使いこなす;先人の治水技術に学ぶ)
4 早期避難で生き抜く―みんなでつくる半径数百mの防災計画(防災マップをつくる・活かす;防災協定で備える)