感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さゆ
16
継母の継子いじめは類話もいろいろあるけれど、この絵本も怖かったなあ・・・。梁に上がって・・・なんて、想像すると相当怖いシーン。ただ、ラストは他の類話と違っているような気がする。語りたいけど、岩手の方言では無理。他のテキストをさがそうと思う。2010/10/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
鈴木サツさんの絵本を読んでみたいな、と思って読みましたが岩手の方言難しいです。黙読は出来るのですが、イントネーションも分からない…。継子いじめの話は色々ありますが毒まんじゅうとか槍でさすとか怖すぎます。お月もお星も清々しいほどの綺麗な心の持ち主で、最後はハッピーエンドになるんですが…。2020/01/04
ヒラP@ehon.gohon
10
鈴木サツさんの語りが、胸を締め付けるように迫ってくるようなお話です。 外国の絵本では、新しい母親の継子いじめは見慣れているのですが、陰湿な日本版には、やりきれなささえ感じました。 一方でお月とお星の姉妹愛のきらめきはなぜでしょう。 よくぞハッピーエンドに持って行けたと思われる、危機ばかりのお話ですが、最後に心洗われるような気がしました。 耳慣れない言葉が多いだけに、自分では読み聞かせできそうにありませんが、鈴木サツさんの語りを聞きたいと思いました。 2017/09/17
moe
3
まま母が自分の娘だけをかわいがり、まま娘をいじめるのは昔話にはよくあるパターンですが、この姉妹がとても仲良しで、なんとか義理の姉を助けようとする妹がけなげです。母のいじめは、かなり怖いです。ラストもユニークで一度聞いたら忘れられない話だと思いました。2010/09/29
たかはし
2
読みにくい昔言葉は今の言葉に置き換えて、読み聞かせ。かなり印象強い内容で、子どもたちは引き込まれるように聞いていた。お星の思いやりに、読んでいて涙が出そうだった。繰り返し読み聞かせたい一冊。2020/01/19