内容説明
１０年前から植林活動をつづけている気仙沼の漁師・畠山重篤と、“海の砂漠化”の謎を解き明かした北海道大学の松永勝彦教授。この二人が、自然の恵みについて、海の砂漠化について、地球環境の保護について大いに語り合った。
目次
第１章 漁師の目と科学者の目
第２章 干潟は天然の浄化フィルター
第３章 海の砂漠化はなぜ起こる
第４章 牡蠣が見てきた海の話
第５章 人間の心に木を植える
第６章 地球のためにできること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がっちゃん
0
資料用に。文章も短く、対談形式なのでとても読み易い。が、所々でとても重大な問題提起がされているため、考えながら読み進めなくてはいけない。20年近く前に出版された本。ここに記されてるデータは今、どうなっているのだろう。良い方向に行かねばならない。次の世代の為にも(文中によく出てきたフレーズ。共感。)「魚が育つ下地は何なのかを考えず、稚魚だけ放流する行政。」2016/05/11
